裁縫道具って100円ショップでも簡単に手に入れることができますよね。
筆者も100円ショップの道具を活用していますし、満足しているものもあります。
でも、やめておいた方がいいものもあります。
筆者は裁縫歴20年ちょっと。ファッションの専門学校にも3年間通っていました。
いろいろな道具を見たり使ったりしてきた中で、「100均でOK!」と思うものもあれば、「これは100均じゃない方が良い」と思うものもあります。
購入してから後悔をしてしまったり、安物買いの銭失いにならないようにぜひ参考にしてみてください。
それぞれの道具の必要度と妥協度を一覧にしてみました。
※妥協度…○の場合、100均でOK
道具 | 必要度 | 妥協度 | |
1 | 裁ちばさみ | ○ | ✕ |
2 | 糸切りはさみ | ○ | ○ |
3 | リッパー | ○ | △ |
4 | 手縫い針 | ○ | ○ |
5 | 針山(ピンクッション) | ○ | ○ |
6 | 待ち針 | ○ | ✕ |
7 | ソーイングクリップ | △ | ○ |
8 | 方眼定規・ものさし | △ | ○ |
9 | チャコペン | ○ | △ |
10 | ゴム通し | ✕ | ○ |
11 | 手縫い糸 | △ | ○ |
12 | ミシン糸 | ○ | ✕ |
13 | ボビン | ○ | △ |
14 | ミシン針 | ○ | ✕ |
15 | 糸通し | △ | ○ |
16 | メジャー | △ | ○ |
それぞれの道具の必要度・妥協度の理由
それぞれの道具の必要度と妥協度の理由について解説をしていきます。
1.裁ちばさみ
必要度○、妥協度✕です。
裁ちばさみについては、筆者自身もかなりこだわっている道具です。
なぜ必要度が高く、100均はNGなのかを詳しく解説します。
まず布を切るハサミと、他の紙等を切る工作用のハサミは必ず使い分けるのが基本です。裁縫時に型紙を描くこともあり、つい裁ちばさみを使いたくなることもあるかもしれませんがこれはNGです。
なぜなら、裁ちばさみの切れ味が悪くなってしまうから。
他にも、落とすことによって切れ味が著しく悪くなることもあり、作業中にうっかりテーブル等から落とさないように注意が必要です。
筆者も専門学校時代に誤ってクラスメイトが落としてしまい、それが原因で切れ味が悪くなってしまった悲しい思い出があります・・・・。
また、どうして100均のハサミは避けたほうがいいのかについては、100均のハサミではすぐに切れ味が悪くなってしまうからです。
始めのうちは案外サクサクと切れます。でも使っているうちにどんどん切れ味が悪くなっていってしまうので、あまりお勧めはできません。
【裁ちばさみのお手入れ方法】
生地に霧吹きなどを使って少し濡れているものを切った際は、錆びないように水気をふき取ります。
また、手芸用ボンドなどの汚れがついていたら、なるべく早めにふき取ってあげましょう。
汚れが取れにくい場合はセロハンテープなどでペタペタしたり、消しゴムを使うと汚れが取れることがあります。
切れ味が悪くなった場合、研ぐことで切れ味を回復できます。
アルミホイルを切ったり、研ぎ石で研ぐことでセルフで切れ味を回復することもできますが、大切なハサミや高価なハサミは職人さんに依頼するのが無難です。
筆者の愛用ハサミについてはこちら↓で動画を公開しています。よければ参考にしてください
【その他裁ちばさみおすすめ】
迷ったらこれ。はさみといえば庄三郎。刀鍛冶技術を生かし、西洋のハサミを研究、日本のはさみを生み出した名品です。 |
ちょっとお洒落なはさみが欲しい方はこちらもおすすめ。奈良県で300年の歴史を持つ老舗、中川政七商店の『THE』 THE SCISSORS MAT 万能ハサミ。柔らかく切りづらいガーゼもサクサク切れるシンプルかつスタイリッシュなデザインです。 |
B級品とのことですがそれでも送料込みでこの価格はとってもお手頃です。 小学校のころのソーイングセットのハサミを使っていて切りづらい・・・という方や、まずはお手頃なハサミを使ってみたい方におすすめです。 |
2.糸切りばさみ
必要度○、妥協度○です。
糸切りばさみについては、筆者は持っていますし、使っています。
糸切りばさみも必要なものではありますが、初心者さんで今後も裁縫を続けるかどうかがわからない時点では、100均の糸切りばさみで構いません。
ではなぜ裁ちばさみと糸切りばさみを使い分けないといけないのでしょうか?
次で解説します。
【裁ちばさみと糸切りばさみを分ける理由】
使い分けるのは面倒だし、すぐに糸切りばさみ見当たらないとき、裁ちばさみで糸切りしたくなりますよね。
結論からいうとこれはNGです。
専門学校に入学したばかりの頃、注意事項として説明を受けました。
布も糸が集まったものだし、糸1本切るのと何が違うのか?
筆者も疑問に思って、調べたことがあります。理由を知って納得しました。
理由は、裁ちばさみで糸を切ることによって、裁ちばさみを傷めてしまうから。
布を切るときには、ある程度まとまった状態のものを裁断しますよね。
でも糸切りの際は基本的に1~2本程度です。
このわずかな糸を切るだけの状態を「空切り」と言うそうです。
これが裁ちばさみを傷める原因になるので、わざわざ糸切り用のハサミを1本用意する必要があるのですね。
とはいえ、糸切りばさみにはそこまでこだわる必要はないので、100均などの安価なハサミを購入して始めるのがいいと筆者は考えています。
また、糸切りばさみは可愛いものも多いので、裁縫が趣味の方へのプレゼントなどにも喜ばれる品だと思います。
【糸切りばさみおすすめ】
イタリア製のミニはさみ。持ちやすく、デザインもお洒落です。 |
裁ちばさみでもご紹介した庄三郎の糸切りばさみ。見慣れたフォルムですが、 細かい部分まで品質や日本の伝統にこだわり抜かれた逸品です。 |
3.リッパー
必要度○、妥協度△です。
ここまで必要なものばかりですが、こちらも必要なものに挙げさせていただきました。
糸切はさみで代用できないこともないですが、生地を傷付けてしまったり、誤って生地を切ってしまう可能性もあるからです。
裁縫道具のなかでも比較的安価な部類の道具ですので、ひとつ持っていても良いでしょう。
100円ショップでもリッパーが売られており、ある程度妥協ができるのであれば100均でも構いませんが、切れ味や、先端の細さなどクオリティはやはり劣ります。
筆者は専門学校時代に入学時に学校で購入したCloverのリッパーをずっと使用しています。
こちらもそれほど高い品物ではないので、はじめからある程度の道具を持っていてもいいかと思います。
先端が細く、切れ味も良いので糸を解く際にスムーズです。
筆者が愛用しているリッパーはこちら↓
4.手縫い針
必要度○、妥協度○です。
手縫い針に関しては100円ショップの道具を使用してもOKです。
もちろんクオリティにバラつきもあります。
裁縫道具セットとして売られている中に入っている針では、粗悪なものもあります。
先端がガサガサしていると生地に引っ掛かり、傷をつけてしまう場合もありますので、針の状態を事前にチェックしてから使いましょう。
筆者はリッパーと同様に専門学校入学時に学校で購入したものを使用しています。
失くしたり、折ったりしない限りは比較的長く使えます。
こちらも心配であれば、信頼できるメーカーの商品を使ってもいいと思います。
筆者が使っているのは、Clover「絆」。
こちらは普通地用ですが、薄地用、厚地用のラインナップもあります。 |
ワンタッチで糸が通しやすくなっている針もあります。 糸通しの道具が不要で、糸通しが苦手な方にはありがたい仕様の針です。 |
5.針山(ピンクッション)
必要度○、妥協度○です。
針山に関しても100円ショップのもので問題ありません。
好みのデザインだったり、使い勝手の良い形状やサイズ感のものを選んでOK。
置き型以外にも腕に巻きつけられるタイプもありますので、ご自身が使うシーンに合ったものを選ぶと使いやすいです。
例えば、小物を作る頻度が多く、デスク周りで完結してしまう場合には置き型の方が便利です。
服を作ることが多くボディでフィッテングをする機会もあるという方は腕にも巻き付けられるタイプが便利です。
ピンクッションは、作るのも簡単なので、初心者さんの最初の作品として取り組んでみるのも良いですよ。
底に工作用紙などの厚紙を入れておくと、針が底から飛び出してこないので安全になります。
【おすすめのピンクッション】
ころんと可愛いCohanaのピンクッション。プレゼントにもおすすめ。 |
腕に巻き付けるタイプのピンクッション。 シンプルなデザインで、頑丈です。専門学校でも使っている同級生も多かったです。 |
6.待ち針
必要度○、妥協度✕です。
待ち針に関しては、少しこだわった方が良いです。100円ショップでも待ち針は売られていますが、筆者はオススメしません。
特にミシンを使う方はこだわった方が良いです。
その理由を順を追って解説します。
まず100円ショップの待ち針は、針が太く、持ち手の丸い部分がアイロンで溶ける場合が多いです。
なぜ、針が太いとよくないのか?
それは、生地に穴が開くからという理由だけではありません。
例えばミシンで縫う際に、待ち針を付けて縫う場合には針が太いとミシン針に当たり、針が折れたりミシンを傷める可能性があります。
ミシンを傷めてしまうと修理代が高くなる場合もあるので妥協しない方が良いというのが筆者の考えです。
また、待ち針を付けたままアイロンをかけても溶けない「耐熱」と記載しているものの方が長い目で見たときに使い勝手が良いです。
【おすすめの待ち針】
Clover シルク待針(耐熱)。筆者も同じようなものを使っています。 |
7.ソーイングクリップ
必要度△、妥協度○です。
ソーイングクリップについては、100円ショップでOKです。
数年前からダイソーやセリアなどでもソーイングクリップが販売されるようになりました。
もちろん長い目で見たときに強度は劣るかもしれません。クオリティも一般的な手芸屋さんで売っているソーイングクリップと比べて遜色ないかと言えば、まったくないとは言えません。
ですが初心者さんでこれから裁縫を初めてみようと思っている方には、十分活用できる商品ですし、お手頃で手に取りやすいものです。
待ち針ほど生地に影響を与える可能性も少ないことから100円ショップで購入するのも良いですね。
プラスチックにバリなどがあれば、生地に引っ掛かってしまう可能性がありますので使う前に取り除いておきましょう。
筆者が使っているのは、サンコッコーのソーイングクリップ「大」「小」です。
クライ・ムキさんのものも使っています。
特にこだわりはないのですが、色のついていない透明なものが良かったのでこちらを選びました。
【ソーイングクリップのおすすめ商品】
ソーイングクリップには大きさと色以外にそれほどデザインに変化がないので私が使用しているものをご紹介します。いずれも5年ほど使っておりますが、いまのところ1つも壊れていません。
クライ・ムキ ソーイングクリップ |
サンコッコー ソーイングクリップ小 |
サンコッコーソーイングクリップ大・小。クリアのほかにピンクもあります。 |
8.方眼定規・ものさし
方眼定規やものさしは、必要度△、妥協度○です。
ちなみに筆者は方眼定規のみを使用しており、木製のものさしは使っていません。
母はずっと木製の長いものさしを使っています。
方眼定規に関しては、筆者はパターンを描く際に使っているので、透明で自在に曲がるタイプのものを使っています。ちなみに30㎝、50㎝、60㎝の3種を持っています。
よく使うので、必要度○妥協度○としたい気持ちもあったのですが、価格は結構高めで、人によってはほかのもので代用しても問題ない道具のため、優先順位は低いと判断しました。
型紙から作る場合には必須アイテムですが、そうでなければそれほど必要ではありません。
手持ちの定規があれば、まずはそれを活用すればOKです。
100円ショップで購入できる30㎝定規や木製のものさしなどでもひとまずOK。
カッターを使う際には方眼定規の使用はNGです。
方眼定規に傷がつき、まっすぐ綺麗な線が引けなくなってしまいます。
筆者は100円ショップの30㎝のステンレス定規を使っています。
これは100円とは思えないクオリティと頑丈さなので、本当にオススメです。
方眼定規については、30㎝と60㎝は専門学校で入学時に最初に購入したものです。
文化服装学院系の学校なので、文化の定規です。
50㎝は後から買い足しました。他のメーカーのものでも遜色ないと思います。
【おすすめの方眼定規】
筆者が使っている文化方眼定規。15年以上使っていても割れることもなく頑丈で重宝しています。5㎝×60㎝はパターンを引く際には便利です。 |
こちらも筆者が使っている文化方眼定規の2.5㎝×30㎝。こちらは本当によく使っています。 |
9.チャコペン
必要度○妥協度△です。
チャコペンと言ってもいろいろな種類があります。種類によって生地との相性も変わってきます。
たくさんの種類がありますが、ここでは5つの種類を簡単にご紹介していきます。
①チャコペンシル
100円ショップでもよく見かけますね。小学校の家庭科で使ったという方も少なくないかもしれません。
②チャコナー
こちらは粉末が本体の中に入っており、ローラーを転がすと手を汚さずに細線を描くことができます。ウールなどの毛羽立った生地にも線を引きやすいです。また不要になった線も消しやすいです。お値段は比較的高めですが、筆者は気に入ってよく使っています。
③水性チャコペン
水で消えるもの、時間がたつと消えるもの、消しペン付き等があります。
④チョークペンシル
筆者も愛用しているものです。使用した感じはチャコペンシルのようですが、シャープペンのようにノック式になっています。出し入れ自在で、削る必要がなく、一定の太さで線を引けます。ペンシルタイプよりもお値段は高いですが、使いやすさは抜群です。YouTubeの視聴者さんからも同じものが欲しいといった質問をよくいただきます。毛羽立ちのある生地には線が引きにくいですので、使い分けると良いです。
⑤平和チャコ
昔ながらのチャコ。レトロなパッケージがちょっとそそります。こちらも専門学校入学時に購入しましたが、割れやすいので正直あまり使っていなかったです。手は汚れやすいですが、書き心地が柔らかく力を加えずにサッと線が引けるので、特にウール等には使いやすいです。
「ニュー」とつくものはレトロなものが多いと思うのは私だけでしょうか。ホテルとか旅館とか…。「New」ではなく「ニュー」。ちなみに筆者はなんだか好きです(笑)
チャコペンはどれを選べばいい?100均でもいいの?
それではチャコペンはどれを選べばいいのか?についてまとめてみたいと思います。
筆者は100円ショップのものがすべてよくないとは思っていません。
よっぽど大丈夫だとは思いますが、きちんと消えるかどうかを試し布を使って確認してから本番生地使用することをオススメします。
デザイナー時代に海外のメーカーさんの使ったチャコが消えず、トラブルになった事例がありました。そのため筆者は少々警戒してしまいます。
まとめると、試してみて消えれば100均でOK!心配であれば信頼できるメーカーさんのものを使う。
種類については、生地によってチャコの中に得意と不得意がありますので、①③④のいずれかと、②⑤のいずれかを持っていると便利かなと思います。
チャコの写真をクリックすると商品の詳細に飛べるようになっているので、興味のあるかたはチェックしてみてください。
【オススメのチャコ】
筆者も使っている自然に消えるタイプのペンタイプのチャコです |
こちらも筆者愛用のチョークペンシルです。シャープペンのような使い心地で便利です。 |
こちらも筆者が使っているチャコナーです。上の部分を外すと粉の詰め替えができます。 |
10.ゴム通し
ゴム通しは必要度✕、妥協度○です。
理由はほかのもので代用可能だからです。
筆者は大きめの安全ピンを使って普段はゴムを通しています。
ゴムが途中で抜けてしまうこともないので安全ピンで十分代用できています。
どうしても必要な場合には100均のものでじゅうぶんな道具のひとつです。
11.手縫い糸
必要度△、妥協度○です。
糸は細いですが、筆者の場合は裾の始末などの場合はミシン糸を使ってしまいます。
縫う場所によってはミシン糸で代用可能な場合もありますので、優先順位は低めとさせていただきました。
ボタン付け等には手縫い糸があった方が良いです。
もし購入する場合には100円ショップの手縫い糸でOKです。カードタイプで白と黒が売られている場合が多いと思います。こちらを持っておくと、いざというときに使えると思います。
12.ミシン糸
ミシン糸に関しては必要度○、妥協度✕です。
ミシン糸も100円で売っているのを見かけますよね。
ではなぜ100均のものではダメなのでしょうか。詳しく解説します。
安いミシン糸は、通常であればZ撚りが基本ですが、S撚りになっていたり、品質が悪く切れたり、毛羽立ちがあってミシンを傷めてしまうことがあるとミシン屋さんに教えていただきました。
安いからと100均のミシン糸を使っても、ミシンが壊れてしまっては結果的に修理代の方が高くつく可能性がありますので、ミシン糸に関しては、手芸屋さんで生地に合ったミシン糸を購入するのがオススメです。
【おすすめのミシン糸】
代表的なミシン糸です。シャッペスパン普通地用 こちらは60番です。薄手の場合は90番、デニムなどの厚手の場合は30番といったように生地に合った番手を選びましょう。 |
13.ボビン
ボビンの必要度は○、妥協度は△です。
できればミシンまわりの道具は100円ショップではない方が好ましいですが、筆者も使ってみたところ問題なく使えたので妥協度△にしました。
一般的な家庭用の水平ガマのミシンの場合は100円ショップのボビンでサイズが合いますが、実家の家庭用ミシンではサイズが合いませんでした。サイズが合わないミシンもあるようですので、手持ちのものがあればお店に持って行って比較してみると確実です。
また、職業用ミシンのボビンとはサイズが違うので注意が必要です。
【家庭用ミシンのボビン】
一般的な家庭用ミシンのボビンです。 |
【職業用ミシンのボビン】
JUKIの純正品ですが、ベビーロックの職業用ミシンでも使えました。純正品以外にもプラスチックの透明タイプのものもあります。 |
14.ミシン針
こちらは必要度○、妥協度✕です。
ミシン針は、ミシンを持っている方は必ず必要になってくるものですね。
100円ショップでも売っていますが、手縫い針と違って、やはりミシンに直接つけるものなので妥協しない方がいいです。
ミシン針のクオリティが劣っていると、折れたり、生地に傷をつけたり、ミシンも傷める可能性もあるからです。
5本で200円程度なので、リスクを考えるとやはりきちんとしたものを購入することをオススメします。
生地に合わせた太さの針を選びましょう。 |
15.糸通し
こちらは必要度△、妥協度○です。
糸を通すのが苦手な方にはあると便利ですが、手縫い針でご紹介したようなワンタッチで糸が通せる針を使えば糸通しは不要になりますね。
もしも一つ持っておきたい場合には100円ショップのもので事足ります。
16.メジャー
こちらは必要度△、妥協度○です。
サンプルをチェックしたりする機会が多いデザイナー時代には一番よく使った道具ですが、裁縫を初心者さんがする場合に必ず必要かと言えば、そうではありません。
定規があればなんとかなるからです。
服を作りたい場合や、身体なども採寸したいといった場合には必要になってきますので、
必要と感じたときに徐々に揃えていけば良いと思います。
100円ショップのものでも大丈夫ですよ。
ボタンを押すと巻かれていくタイプよりも、筆者はむき出しのテープタイプの方が上の写真のように首にかけたりできて使い勝手が良いと感じますが、このあたりもお好みに合った形のものを購入するのでOKです。
【おすすめのメジャー】
飾り気にないシンプルなメジャーですがこういったタイプが使い勝手がよいです。 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
道具選びで迷ったときの参考になれば嬉しいです。
また、気が付いたことや、新しい情報があれば追記もしていきたいと思います。
ぜひお気に入りの道具を見つけて裁縫を楽しんでくださいね☆
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