今回は、小ぶりな財布の作り方です。
生地も少しで済みますし、工程も簡単に作れると思います。良かったら作ってみてください^^
形は同じなのですが、パターンが2つあります。
ひねり金具の付け方によって仕様が変わってしまうという感じです。
下に2つの仕様で違うポイントを書き記してあります。お好きなほうで作ってみてください。
【パターン1】
・みせかけひねり金具(ひねり金具の裏に、樹脂ホックを付けてお財布を閉じる仕様です)
・カード入れ2箇所
【パターン2】
・ひねり金具で開ける
・カード入れ1箇所
どうして違いが出てしまうかというと・・・
ひねり金具を付けるには、1箇所に金具を通す部分を貫通させなければならないためです。
そのため、カード入れを2箇所付けようとすると、ひとつのカード入れが邪魔になってしまうんです。
パターン1 カード入れ2箇所の見せかけひねり金具タイプ
上の写真の作りです。左側に写っているボタンがお財布を閉じるための樹脂ホックです。
黒いエナメルなので見づらくて申し訳ないです。
カード入れ2箇所・小銭入れ1箇所・お札入れ1箇所ついています
樹脂ホックが付いているぶん、お財布が少し厚くなってしまいます。
パターン2 カード入れ1箇所でひねり金具で開けるタイプ
上の写真の作りです。パターン2は、左側の金具が貫通しています。
このため、カード入れは1箇所になります。
カード入れ1箇所・小銭入れ1箇所・お札入れ1箇所になります。
カード入れを1つ外側に付けるなど、アレンジを加えれば2箇所作ることができます。
・・・2パターンあると、ややこしいのでその仕様で改良版を出そうかな(-_-;)
こちらのパターン2のほうがお財布が薄く作ることができます。
材料
使う材料は、パターン1も、パターン2も同じです。数が一部異なります。
・合皮はぎれ 60㎝×40㎝のものをキャン★ドゥで購入しました。近所のワッツにも売っていました。
・ひねり金具 1個 ダイソーで購入しました。
・メタルホック 2個入 セリアで購入しました。パターン1では2個使用します。パターン2では1個使用します
裏側に、裏地を付けなくても違和感のない生地を選びます。
この黒いレザーはエナメルです。
写真左のひねり金具は、シルバーとゴールドがありました。
写真右のメタルホックはシルバーとゴールドの他にも、アンティーク(古美調)がありました。
裁断方法
パープルで色分けしているパーツは、パターン1のみ使用します。
図の中のピンクの点線の部分に端から2㎜のステッチをかけます
パターン1の作り方
1.5㎜折り返す
優しい色合いで作ったはずが、なんだか色味が色がチカチカする色になってしまいました…すみません。
出っ張っている部分を5㎜折り返してから、端から2㎜で縫います。
縫う部分は、ピンクの点線部分です。
2.フラップを縫い付ける
フラップと、本体生地を中表で合わせて、端から2㎜で縫います。
フラップを付ける場所は、本体生地の端から5㎝内側に入った部分です。
縫う部分は、ピンクの点線部分です。
3.カード入れを縫い付ける
カード入れを図のように本体に重ね、端から2㎜のところを縫います。
フラップは、ひっくり返してクリップで留めておくと作業がしやすいです。
縫う部分は、ピンクの点線部分です。
4.小銭入れを作る
図のような順序で本体生地をパタパタと折っていきます。
重ね合わせたら、図のなかのピンクの点線部分を縫い代2㎜で縫います。
このとき、3枚重なっていると思いますが、上の2枚だけを縫うようにします。
縫う部分は、ピンクの点線部分です。
5.端を縫う
形を整えてクリップで留めたら、ピンクの点線部分を縫い代2㎜で縫います。
6.メタルホックを付ける
メタルホックをフラップと、小銭入れポケットの部分に付けます。
フラップの端から大体1㎝くらい内側に付けます。
7.見せかけひねり金具を付ける
四角い枠のパーツのほうを置いてみて、本体端から1㎝あたりにパーツがくるように合わせます。
穴の大きさに合わせて表面の1枚だけを切り抜きます。
金具を付けるとこうなります。
付け方はパッケージに詳しく書いてあります。
写真のように、パーツは財布を貫通していません。
同じところにもう一つのパーツも付けてしまいます。
8.メタルホックを付ける
2.5㎝くらい下に穴を開けます
開けるのは1枚だけです。
閉じたときにちょうど良い位置に反対側のメタルホックを付けます。
カード入れの部分の1枚だけにホックを付けます。
9.完成
パターン1完成です。
パターン2の作り方
1.5㎜折り返す
優しい色合いで作ったはずが、なんだか色味が色がチカチカする色になってしまいました…すみません。
出っ張っている部分を5㎜折り返してから、端から2㎜で縫います。
縫う部分は、ピンクの点線部分です。
2.フラップを縫い付ける
フラップと、本体生地を中表で合わせて、端から2㎜で縫います。
フラップを付ける場所は、本体生地の端から5㎝内側に入った部分です。
縫う部分は、ピンクの点線部分です。
3.カード入れを縫い付ける
カード入れを図のように本体に重ね、端から2㎜のところを縫います。
フラップは、ひっくり返してクリップで留めておくと作業がしやすいです。
縫う部分は、ピンクの点線部分です。
4.小銭入れを作る
図のような順序で本体生地をパタパタと折っていきます。
重ね合わせたら、図のなかのピンクの点線部分を縫い代2㎜で縫います。
このとき、3枚重なっていると思いますが、上の2枚だけを縫うようにします。
縫う部分は、ピンクの点線部分です。
5.端を縫う
形を整えてクリップで留めたら、ピンクの点線部分を縫い代2㎜で縫います。
6.メタルホックを付ける
メタルホックをフラップと、小銭入れポケットの部分に付けます。
フラップの端から大体1㎝くらい内側に付けます。
パターン2もこの工程は同じです
7.ひねり金具を付ける
端から1㎝のところに金具を合わせて穴を開ける部分に印をします。
切り抜きます。(貫通させます)
ペンチで留めます。
付け方はパッケージにも詳しく書いてあります。
反対側にも印をして、1枚の生地だけに切り込みを入れます。
パーツを通して付けていきます。
ペンチで留めたら完成です
まとめ
パターンを2つ作ってしまったので、混乱させてしまった方、申し訳ありませんでした。
良かったらお好きなパターンで作ってみてください。
もしかしたら改良版をだすかも・・・・・・です。
用途としてはコンパクトなので、旅行用やお小遣い、サブのお財布としても良さそうです。
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